2023.11.14

WEB広告運用者に求められる力

最近、採用面接を担当するにあたって、自社での採用基準について考える機会がありました。

採用基準は大きく分けると、能力面と自社とのマッチ度合いに分かれます。
自社とのマッチ度合いは、その時の会社の状況に左右されることも多いですが、
能力面での求められる力はある程度、一般化された基準になります。

この記事では、業界未経験でWEB広告運用に携わりたい方、もしくはWEB広告運用者を新たに採用したい方に向けて、
WEB広告運用者に求められる力について書いていきます。

目次
①数的感覚
②説明力
③自学力
④課題解決力
まとめ

 

①数的感覚

数的感覚と言っても幅が広いのですが、広告運用者に特に求められるのは、割合や単位当たりの数などについての感覚があるかどうかです。

WEB広告では、
クリック率   などの割合についての指標や
コンバージョン単価 などの単位当たりの数についての指標が使われます。

※WEB広告にあまり詳しくない方のために、これらの指標がどのようなものか下記に示しておきます。

クリック率…広告が表示された回数に対して、表示された広告がクリックされた数の割合。
つまり、クリック数÷表示回数=クリック率が成り立つ。
コンバージョン単価…1件の広告の成果(コンバージョン)を獲得するのにかかった費用。
つまり、費用÷コンバージョン数=コンバージョン単価が成り立つ。

ここで、クリック率を上げる施策、コンバージョン単価を下げる施策を考える場合に、それぞれ
クリック率を上げるためには、クリック数を増やす、または表示回数を抑える
コンバージョン単価を下げるためには、費用を抑える、またはコンバージョン数を増やす
ということが理解できる必要があるわけです。

企業側はSPIや独自のテストなどでこれらの素養を見ることがありますので、
算数が苦手だった方は、学び直しておくと良いかもしれません。

②説明力

WEB広告運用者は、広告代理店でクライアントの広告運用、もしくは事業会社で自社の広告運用の2つに大別されます。
広告代理店勤務の場合は、クライアントへ
事業会社の場合は、上司などへ
それぞれ、運用状況や今後の施策などの報告が求められます。

クライアントや上司がWEB広告に精通していない場合も多いため、
初心者の方にも分かりやすいよう、専門用語を極力使わず、ときには例え話を交えながら報告できるような説明力も求められます。

未経験者の採用の場面では、
職務経歴やガクチカ、自身の強みなどを分かりやすく伝えられるか
といったことで判断される力です。

③自学力

WEB業界は仕様の変更や新しいプロダクトのリリースなど変化が多くて速い業界です。
もちろん、会社としてもそれらの情報を周知・研修などがありますが、
それらを享受する前に、自ら情報をキャッチアップすべく行動する力、自ら学ぶ力が必要となります。

未経験者の採用の場面では、
自主的に活動した経験などの質問で判断される力です。

④課題解決力

大きく
課題発見力と
課題に対する打ち手を論理的に考える力

に分けられます。

まず、課題発見力についてです。
例えば、広告の成果(コンバージョン)の数を増やしたい場面では、
コンバージョンが増えない原因を考えます。

広告をクリックした際に到着するサイト(LP)のコンテンツの順番や操作性に問題がある場合や、
広告を表示する対象のユーザーがターゲットからズレている場合など、
多様な原因が考えられますが、
広告の管理画面やアクセス解析ツールのデータから原因の絞り込み・特定をしていく力が必要となります。

次に、課題に対する打ち手を論理的に考える力です。
クリック率の改善を例に見てみましょう。

①数的感覚 で取り上げた
クリック率を上げるためには、クリック数を増やす、または表示回数を抑える
ということが理解できているのは大前提ですが、
次には、クリック数を増やすためにはどうすればいいのかが分からなければいけません。

広告予算を増やす・クリック単価(1クリックあたりにかかる費用)を抑える
が答えになります。

「広告予算を増やしてください」はクライアントや自社の決裁者の説得が必要であるため、
クリック単価を抑えることから考えることが多いです。

次に、クリック単価を抑えるためには
広告の入札を抑えるか、広告の品質を上げる必要があります。

広告の品質を上げるためには…
と、関連するものを論理的にどんどん掘り下げて考える力が必要なわけです。

これらの課題解決力は
PDCAを成功させた体験などの質問で判断されます。

まとめ

以上、WEB広告運用者に求められる力についてでした。
業界未経験でWEB広告運用に携わりたい方は、採用選考対策の参考に、
WEB広告運用者を新たに採用したい方は、選考内容の検討に役立てていただければと思います。

「自社での採用コストをかけるほどでもない」
「採用に挑戦したがいい人が見つからない」

といった場合は、WEB広告代理店に運用を依頼するのも、一つの方法です。
弊社でもそのようなご相談を無料で受け付けています。
相談はコチラから

この記事を書いた人

nakase

入社4年目。WEB広告プランナーの中瀬です。WEB解析士。兵庫県宝塚市出身。1992年生まれ。 前職では求人メディアの営業を経験し、今はリスティング広告を中心にWEB広告の運用に携わるチームのリーダーです。また、弊社のSEO対策も兼務し、記事の執筆も担当しております。文字に起こすことで理解の解像度も上がり、刺激的な毎日です。日々の気づきを、お客様の成果に繋げられるようなアイデアに昇華できるよう努力します!twitterも更新中!趣味・嗜好は、アコギ(習いに通っています)、スポーツ観戦(Bリーグの中継をよく見ます)、ゲーム、お酒、アイドルのライヴ観戦、etc.