Google検索広告・Yahoo!検索広告の広告フォーマットである、レスポンシブ検索広告では、「地域挿入」という機能があります。
これは、広告配信対象となった地域名を広告文に表示することができる機能です。
具体的には、
大阪市のユーザーには「【大阪市】水のトラブル解決」
神戸市のユーザーには「【神戸市】水のトラブル解決」
のように、地域ごとに異なる広告を表示させることができます。
具体的な設定方法は、Google広告ヘルプページを参照ください。
さて、そんな地域挿入機能の注意事項ですが、上記のヘルプページには、下記の記載があります。
[州] は、州の同義語として扱われている
他国の区画名(例: 地方(Province)、県、地域(Region))に対応していません。
他国の区画名(例: 地方(Province)、県、地域(Region))に対応していません。
つまり、日本国内では、地域挿入機能で反映させる地域のレベルは
city[市区町村郡]、またはcountry[国]しか選べません。
state[州]を設定するとデフォルトテキストしか表示することができません。(もしくは、デフォルトを設定していなければ、そもそも該当の広告文自体を表示できません)ので、注意しましょう。
また、勘違いの多そうな項目でいくと、地域のレベルをcityにする場合に、
キャンペーンの地域設定も「大阪市」といったようにレベルを合わせて設定しないといけない、といったことはありません。
キャンペーンの地域設定を「都道府県単位」「ある地点を中心とした円」で設定した場合も、広告文にユーザーの市区町村を反映させることは可能です。
以上、地域挿入機能について解説している記事であまり見かけない内容でしたので、記事にしてみました。
1人でも多くの方の「意図しない配信」予防に繋がりましたら幸いです。