リスティング広告では、広告配信対象の
地域・デバイス・時間・曜日・年齢・性別を設定することができます。
さらに、上記の配信ターゲティングの一部の入札単価を上げる(または下げる)といった設定をすることができます。
この入札単価をターゲティングごとに調整できる機能のことを「入札単価調整」と言います。
例えば、大阪府と兵庫県に広告配信していて、「大阪府に多く広告配信されてしまうので、兵庫県に配信される割合を増やしたい
といった場合に、兵庫県の入札単価調整を+30%に設定する。のような使い方ができます。
ただし、「自動入札戦略」を使用している場合は、本記事のタイトルの通り「意味がない」可能性があります。
Google広告ヘルプページ「入札単価調整について」こちらの「自動入札」の項目を見ていただけると
記載されているのですが、自動入札戦略の場合は、「クリック数の最大化」のみ全ての入札単価調整が有効です。
その他の自動入札戦略の場合は、デバイスの-100%(配信しない)のみ調整が有効となるので注意です。
また、目標コンバージョン単価の場合は、デバイスの入札単価調整の設定はできますが、
機能としては、目標コンバージョン単価の額を調整できるというものですので、こちらも注意が必要です。
弊社、株式会社クイックリーのサービス
リスティング広告の無料診断を実施している中で、上記のような「意味のない」設定になってしまっている広告アカウントを見かけるので、記事にしました。
他にも見落としがちな設定はいくつかありますので、「自分のアカウントは大丈夫?」と不安になられた方は、
上記リンクより無料診断のご相談を頂けましたら幸いです。