2023.10.132024.04.04

その「入札単価調整」意味ないですよ!

リスティング広告では、広告配信対象の
地域・デバイス・時間・曜日・年齢・性別を設定することができます。
さらに、上記の配信ターゲティングの一部の入札単価を上げる(または下げる)といった設定をすることができます。
この入札単価をターゲティングごとに調整できる機能のことを「入札単価調整」と言います。

例えば、大阪府と兵庫県に広告配信していて、「大阪府に多く広告配信されてしまうので、兵庫県に配信される割合を増やしたい
といった場合に、兵庫県の入札単価調整を+30%に設定する。のような使い方ができます。

ただし、「自動入札戦略」を使用している場合は、本記事のタイトルの通り「意味がない」可能性があります。

Google広告ヘルプページ「入札単価調整について」こちらの「自動入札」の項目を見ていただけると
記載されているのですが、自動入札戦略の場合は、「クリック数の最大化」のみ全ての入札単価調整が有効です。
その他の自動入札戦略の場合は、デバイスの-100%(配信しない)のみ調整が有効となるので注意です。
また、目標コンバージョン単価の場合は、デバイスの入札単価調整の設定はできますが、
機能としては、目標コンバージョン単価の額を調整できるというもの
ですので、こちらも注意が必要です。

弊社、株式会社クイックリーのサービス
リスティング広告の無料診断を実施している中で、上記のような「意味のない」設定になってしまっている広告アカウントを見かけるので、記事にしました。

他にも見落としがちな設定はいくつかありますので、「自分のアカウントは大丈夫?」と不安になられた方は、
上記リンクより無料診断のご相談を頂けましたら幸いです。

この記事を書いた人

nakase

入社4年目。WEB広告プランナーの中瀬です。WEB解析士。兵庫県宝塚市出身。1992年生まれ。 前職では求人メディアの営業を経験し、今はリスティング広告を中心にWEB広告の運用に携わるチームのリーダーです。また、弊社のSEO対策も兼務し、記事の執筆も担当しております。文字に起こすことで理解の解像度も上がり、刺激的な毎日です。日々の気づきを、お客様の成果に繋げられるようなアイデアに昇華できるよう努力します!twitterも更新中!趣味・嗜好は、アコギ(習いに通っています)、スポーツ観戦(Bリーグの中継をよく見ます)、ゲーム、お酒、アイドルのライヴ観戦、etc.