2024.02.262026.05.19

Google Tag Managerを利用した拡張コンバージョンの設定方法【Google広告】

Google Tag Managerを利用した拡張コンバージョンの設定方法【Google広告】
Google広告でコンバージョン設定をする際などに「拡張コンバージョン」という言葉を管理画面上で見かけるようになりました。

この記事では、拡張コンバージョンを簡単に設定できる方法をご紹介します。

拡張コンバージョンとは

まず、そもそも拡張コンバージョンとは何なのかということですが、
「従来のコンバージョンを補完する設定」と捉えていただければよいかと思います。

従来のコンバージョン

もう少し詳しく見ていきましょう。
まず、「従来のコンバージョン」についてです。
従来のコンバージョン計測の仕組みは、下記のようにクッキーを用いるものです。

ユーザーが広告をクリックする→
広告のサーバーからユーザーのブラウザにクッキーが付与される→
広告の遷移先に移動→
クッキーを持つユーザーがコンバージョン行動を起こす→
コンバージョンタグがクッキー情報を認識し、コンバージョンとして計測される

しかし、クッキーによりユーザーの行動や興味に関する情報を収集できるなどのプライバシー面の問題や、その他セキュリティ面の問題などがあるため、クッキーに関する規制が世界中で進行しています。

「最近WEBサイトを閲覧すると、クッキーを『受け入れる』か『拒否する』か、の選択画面を頻繁に見るようになった」
と思ったご経験がある方もいらっしゃるかもしれませんが、
これも規制の一環なのです。

また、ChromeやSafariのブラウザの設定でクッキーを受け入れない設定ができるようになっており、クッキーを用いる従来のコンバージョン計測は、
データが取れないことが多くなってきています。

クッキーを用いないコンバージョン計測=拡張コンバージョン

上記のような背景もあり、クッキーを用いないコンバージョン計測の必要性が高まっています。
それが、「拡張コンバージョン」という訳です。

下記は、拡張コンバージョンを用いると、どのようにコンバージョン計測されるのかについてです。

ユーザーがGoogleアカウントにログインした状態で、
広告をクリックします。
その後、
①問い合わせフォーム等でメールアドレスなどを入力する
②既に登録していたアカウント情報でログインする

などの行動を経た後に、
コンバージョンアクションを行ったとします。
その際に、
①なら入力項目
②ならログイン情報

で取得した個人情報がハッシュ化(暗号化)されて
Google広告に送信されます。
クッキー情報が無い場合も、このデータとGoogleアカウントのログイン情報がマッチした場合に、コンバージョンとして計測されます。

拡張コンバージョンが「従来のコンバージョンを補完する設定」であることが分かったところで、具体的な設定方法を見ていきましょう。

GTMを利用した拡張コンバージョンの設定方法

2ステップでできる拡張コンバージョンの設定方法です。

①Google広告管理画面上での設定

[ツールと設定]>[コンバージョン]>[設定]>[拡張コンバージョン]と進みます。

Google広告管理画面上での設定
[拡張コンバージョンをオンにする]にチェックを入れ、
顧客データに関する規約を確認し、同意してください。
「どの方法を使用すればいいですか」と表示されますので、
Googleタグマネージャーを選択し、[保存]をクリックします。

既にコンバージョンアクションを作成している場合は、これでGoogle広告管理画面上での作業は終了です。
まだ作成していない場合は、通常通りコンバージョンアクションを作成します。

②GTMでの設定

次にGoogleタグマネージャー上での設定です。
該当のGoogleタグマネージャーのコンテナを開き、拡張コンバージョンを導入したいコンバージョンの計測タグの設定を開きます

「自社のウェブサイトでユーザーから提供されたデータを含める」にチェックを入れ、直下のプルダウンで「新しい変数」を選択します。
※既に拡張コンバージョン用の変数を作成している場合は、それを選択します。

GTMでの設定
Automatic collection(自動収集)を選択、変数に任意の名前をつけ、[保存]をクリックします
※変数の名前は、拡張コンバージョン用の変数であることが分かる名前にするのが良いと思います。

タグの編集画面に戻ってくるので、もう一度[保存]をクリックします。
完了したら忘れずに[公開]しておきましょう。

最後に

以上、拡張コンバージョンとその簡単な設定方法についてご紹介しました。
コンバージョンデータを管理画面により多く計上することができれば、
「コンバージョン数の最大化」等の自動入札戦略や、手動入札で参考にできるデータが多くなり、施策を検討する指標が多くなり、成果に繋がりやすくなります。
拡張コンバージョンも活用して、Google広告の成果を高めていきましょう。

弊社では、リスティング広告配信に行き詰っている方などにむけて、
リスティング広告の無料診断を実施しています。
「最近効果が落ちてきている気がする」と思われる方は、ぜひ一度ご相談下さい。

株式会社クイックリー

 

【よくある質問】このテーマに関するQ&A

本コラムのテーマに関連して、よくいただくご質問にお答えします。

Q. Google広告の拡張コンバージョンは設定したほうがいいですか?

A. 正確な広告運用と成果向上のために設定を強く推奨します。従来のクッキーによる計測は、プライバシー保護の観点から制限が強まっており、データが欠落しやすくなっています。拡張コンバージョンを活用することで、ハッシュ化されたデータを基に補完的な計測が可能となり、株式会社クイックリーが貴社の広告成果最大化を支援いたします。

Q. 拡張コンバージョンで個人情報を送信するのはセキュリティ上問題ありませんか?

A. 個人情報がそのまま送信されることはなく、高いセキュリティが保たれています。メールアドレスなどの顧客データは「ハッシュ化」という技術で暗号化されてから送信されるため、プライバシーに配慮した計測が可能です。安全なデータ活用と広告成果の両立については、専門知識を持つ株式会社クイックリーにお任せください。

Q. GTM(Googleタグマネージャー)を使えば、拡張コンバージョンの設定は簡単ですか?

A. はい、Googleタグマネージャーを利用すれば、コードの直接編集を最小限に抑えてスムーズに設定可能です。管理画面でのオン設定と、GTM上での自動収集変数作成という2ステップで導入が完了します。具体的な設定手順や正常な動作確認に不安がある方は、広告運用のプロである株式会社クイックリーへぜひ一度ご相談ください。

Q. 拡張コンバージョンを導入すると、具体的にどのようなメリットがありますか?

A. 計測できるコンバージョン数が増えることで、自動入札の精度が大幅に向上するのが大きな利点です。クッキー規制の影響で漏れていたデータを補完できるため、より正確な指標に基づいた施策検討が可能になります。データに基づいた戦略的な運用改善をご希望なら、実績豊富な株式会社クイックリーが最適な解決策をご提案いたします。


この記事を書いた人

y.tanaka

マーケティング部 次長田中です。 WEB広告・ホームページ制作・MEO対策・SEO対策などを様々な視点からご提案させていただきます。 WEB関係・広告関係であればまずは相談してください、解決します! お客様の側に立ち無理なく最適なプランをご提案させていただきます。 「素早く丁寧に」をモットーにお客様の成果が上がるようにがんばります!!
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