【製造業】デザイナーが選ぶデザイン実績7選!信頼と採用につながるサイト制作のポイント
2026.05.12
製造業のホームページをリニューアルしたい。
しかし、「どんなデザインが自社に合うのか分からない」と悩まれている企業は少なくありません。
技術力はある。
けれど、その価値がホームページ上で十分に伝わっていない。そうした課題を抱える製造業は非常に多く見られます。
本記事では、製造業サイト制作に携わる弊社デザイナーが、実務経験をもとに参考にしてほしいホームページ事例を7社厳選しご紹介します。
- ブランディングを強化したい企業
- 採用強化を行いたい企業
- 技術力や信頼感を伝えたいメーカー企業
という3つの視点から、実際のホームページ制作実例をご紹介します。
⒈ 技術力や世界観を伝える、ブランディング重視の製造業サイト
技術力があっても、それがホームページ上で伝わっていなければ、企業価値は十分に届きません。
ここでは、世界観や企業イメージまで含めて設計された製造業サイトをまとめました。
1-1. 株式会社藤電気|絶縁材料と配線技術を、スタイリッシュで「かっこいい」デザインで伝えるサイト
「絶つ 繋ぐ」というコピーを軸に、その世界観を表すあしらいやディテールをサイト全体に展開し、メーカーサイトとしての企業ブランディングを構築しました。
絶縁材料・配線ASSYメーカーのパイオニアとしての強みを、技術力と素材提案の両面から伝える構成としました。
材料調達から加工・量産まで一貫して対応できる体制や、短納期・小ロットにも応える柔軟性が伝わるよう整理しています。
また、創業以来培われてきた実績と、商社機能も担う独自のポジションが伝わるよう、事業全体を俯瞰し、ブランディングを行いました。
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デザインの特徴
「絶つ 繋ぐ」というコピーを軸に、その世界観を表すデザインのあしらいやディテールをサイト全体に展開し、メーカーサイトとしての企業ブランディングを構築しました。ドローン撮影や写真撮影、動画表現を取り入れ、実際の製品や加工工程の映像をファーストビューで見せることで、「何を得意としている会社か」が直感的に伝わる構成としています。また、ナビゲーションは「製品・素材情報」「加工製品」「加工技術」「主要設備」と整理し、初めて訪れたユーザーでも迷わず目的のページに辿り着ける設計としました。 - ここがポイント!
「昭和16年創業」という歴史の長さと、「即日・翌日対応可能」という即応性を並列して伝えることで、信頼性と機動力の両立を印象づけています。
また、日英を中心とした多言語対応により、グローバルな取引への対応力を示し、競合との差別化につなげています。
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1-2. JFE商事電磁鋼板株式会社|電磁鋼板の価値を、社会に伝えるデザイン
専門性の高い「電磁鋼板」を、社会とのつながりまで含めて伝えることを意識したサイトです。
電磁鋼板という専門性の高い素材を扱いながらも、その価値を「社会との関係性」で伝える構成としています。
自動車や家電といった身近な製品との接点を見せることで、訪問者が自分ごととして理解しやすい設計にしました。
メインコピー「電磁鋼板で未来を創る」には、電磁鋼板を通じて社会の未来を支え、価値を生み出していくという想いが込められています。
その思想を起点に、JFEグループとしてのブランド力や、社会インフラを支える事業のスケール感が伝わる構成としています。
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デザインの特徴
専門性の高い内容でありながら、「何をしている会社か」が直感的に伝わる情報設計としました。
メインムービーでは動画を活用し、設備力・技術力を視覚的に訴求しています。
また、イラスト表現を組み合わせることで、複雑な内容も分かりやすく整理し、訪問者の関心に応じて自然に読み進められる構成としました。
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ここがポイント!
技術を単なるスペックとしてではなく、社会の中での役割として伝えることを重視しました。
その結果、既存顧客やステークホルダーには安心感を、求職者には“社会を動かす一翼を担う”という実感を持ってもらえる構成としています。
また、どのような製品をつくっているのかを具体的にイメージできるようにすることで、働く姿まで想起できる設計としました。
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1-3. 生駒鍍金工業株式会社|積み重ねた技術で、進化し続ける姿勢を伝えるデザイン
長年積み重ねてきた技術と信頼関係を、ビジュアルで伝えることを意識したサイトです。
めっき表面処理技術を扱う企業として、その強みを「技術の積み重ね」と「継続的な信頼関係」という視点から伝える構成としました。
変化し続ける自動車業界に対応しながら実績を重ねてきた背景と、安定した量産体制、技術を磨き続けてきた姿勢を分かりやすく表現しています。
長年の取引によって築かれた信頼と、現場に根ざした技術力が伝わる内容としています。
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デザインの特徴
めっき加工製品のラインナップ撮影により、表面処理技術の精度や質感を直感的に伝え、光沢のある表現を活かして技術の進化や革新性を印象づけています。
また、男性中心のイメージが強い製造業の中で、現場で活躍する女性社員の働き方も伝わる構成としています。
動画や写真撮影も担当し、現場の技術力と製品のリアリティが伝わるビジュアル表現としました。 -
ここがポイント!
生駒鍍金工業様の「見えにくいけれど確かな強み」を可視化し、信頼と技術力が伝わる表現としました。
ホームページリニューアルに加え、展示会用動画や会社案内パンフレット、パネル制作まで一貫して対応しています。
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2. 採用強化につながる製造業の採用サイト
製造業の採用活動では、「どんな仕事か」だけでなく、「どんな人が働いているか」まで伝えることが重要です。
写真・コピー・インタビュー設計を通じて、“働くイメージ”まで伝える採用サイトをご紹介します。
2-1. 株式会社広島 メカトロ事業所|技術と人の魅力を伝える採用サイトデザイン
技術力だけでなく、働く人や職場の雰囲気まで伝えることを意識したサイトです。
レーザ樹脂溶着装置や自動生産ラインなど、専門性の高い技術領域を扱う企業として、コーポレートサイトでは「技術力」と「課題解決力」が伝わる構成としました。
お客様の要望に合わせたオーダーメイドの装置づくりや、自社ブランド装置の強みを整理し、事業内容が分かりやすく伝わるよう表現しています。
一方で、採用ページはコーポレートサイトとはデザインの方向性を変え、求職者に向けて「人」や「職場の雰囲気」が伝わる構成としました。
技術の専門性だけでなく、挑戦を歓迎する社風や、チームで支え合う空気感が伝わるよう意識しています。
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デザインの特徴
コーポレートサイトでは、製品情報や導入実績、技術事例を整理し、検討段階のユーザーが必要な情報へ進みやすい導線を意識しました。レーザ溶着や自動生産ラインといった専門的な内容も、カテゴリ分けにより理解しやすい構成としています。
採用ページでは、コピーや写真の見せ方を大きく変え、親しみやすさと安心感を重視しました。代表の想いを反映し、TOPページでは社員の方々の写真をスライドショーで展開し、マウスオーバーで別の表情へ切り替わる演出を取り入れています。
撮影ディレクションでは、自然な表情や現場の空気感を引き出すことを重視し、「一緒につくって 一緒に笑おう」というコンセプトが視覚的にも伝わる表現としました。
社員の方々の協力により、親しみやすさとオリジナリティを両立したサイトに仕上がりました。 -
ここがポイント!
コーポレートサイトと採用ページで役割を明確に分けている点が特徴です。
技術を検討する顧客には専門性と信頼感を、求職者には働くイメージや人の魅力を届けることで、それぞれのターゲットに合わせた情報設計としています。
また、採用ページでは「技術も知識も入社してからで大丈夫」という安心感を伝え、未経験者や若手にも入口を広げる構成としています。
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2-2. 東和工業株式会社|人と技術が受け継がれる価値を伝えるデザイン
「人」と「技術の継承」を軸に、企業の魅力を可視化したサイトです。
樹脂押出成形と自動車部品を手がける企業として、その強みを「人」と「技術の継承」という視点から伝える構成としました。
風通しの良い社風のもと、長年にわたり技術が受け継がれてきた背景を、企業の価値として分かりやすく表現しています。
東和工業様の製品は目立つ存在ではないものの、自動車の快適な車内環境を支える重要な役割を担っています。
そうした“見えにくい価値”を伝えることを意識した構成としています。
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デザインの特徴
TOPページでは、どのような製品を手がけている企業なのかが直感的に伝わるよう、写真に加えてイラストやアニメーションを組み合わせて表現しています。
視覚的な理解を促すことで、専門性のある内容でもスムーズに読み進められる構成としました。
また、採用強化の目的に応じて6名の社員インタビューを実施し、現場での撮影を通じて、実際の働く環境や雰囲気が伝わるコンテンツを制作しています。 -
ここがポイント!
「人」と「技術の継承」という強みを軸に、企業の価値を可視化しました。
採用ターゲットを明確に設定し、サイト全体を求職者にも分かりやすい視点で構成しています。
さらに、「社長ブログ」を独立メニューとして設け、経営者の想いや社内の雰囲気が伝わる内容とし、信頼構築や企業理解の促進にもつなげています。
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3. 技術力と信頼感を伝える製造業メーカーサイト
技術力や設備力を持っていても、ホームページ上で整理されていなければ、その価値は十分に伝わりません。
専門性の高い製品・技術情報を整理し、信頼や問い合わせにつなげているメーカーサイトをご紹介します。
3-1. 株式会社岩城工業|信頼を保ち、成果につながる導線設計を重視したデザイン

多岐にわたる製品情報を整理し、問い合わせにつながる導線設計を重視したサイトです。
油圧プレス機の設計・開発・販売・メンテナンスまで一貫して手がけるメーカーとして、その強みを「技術力」と「提案力」の両面から伝える構成としました。
各分野の専門スタッフが連携し、コストと生産性の両立を実現する課題解決型の企業であることが分かるよう整理しています。
また、ホームページを起点に、パンフレットや展示会ツールまで一貫したブランド展開を行うことで、企業イメージにズレが生まれないよう設計しています。
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デザインの特徴
製品や技術情報が多岐にわたる中でも、必要な情報に迷わずアクセスできるよう、情報の整理と導線設計を重視しました。
多岐にわたるプレス機を細かくカテゴリ分けし、ユーザーが「自分に必要な製品」に最短で辿り着ける構成としています。
また、「よくある質問」を設けることで、価格や納期に関する不安を事前に解消し、問い合わせの質を高める工夫をしています。
専門性の高い内容でも、用途や課題に応じて理解しやすい設計としました。 -
ここがポイント!
また、2017年のリニューアル以降も継続的に運用されており、必要な情報にしっかりアクセスできる構成としています。
単なる会社紹介にとどまらず、問い合わせにつながる導線設計を重視しています。
日・英・中の3言語対応に加え、スマートフォンでの操作性を考慮したUI(電話・メールアイコンの常設)を採用しています。
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3-2. 株式会社メイチュー:人と想いを軸に、技術の本質をビジュアルで伝えるデザイン
技術力だけでなく、その背景にある「人」や「想い」まで伝えることを意識したサイトです。
アルミ溶解炉をはじめとした工業炉・鋳造設備を手がけるメーカーとして、その強みを「人」と「想い」、そして「技術力」という視点から伝える構成としました。
アルミ溶解炉分野の先駆者として、自社製品「ホーメル炉」を中心に培われてきた技術や、特許取得に裏付けられた独自性、ものづくりへの姿勢が伝わるよう表現しています。
また、アルミ溶解炉にとどまらず、周辺機器や自動化にも対応し、各分野の専門人材が連携することで生まれる総合力も大きな強みです。
そうした技術の広がりと、社会課題への取り組みが伝わる構成としています。
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- デザインの特徴
コピーと写真表現にこだわり、企業の想いや価値観が伝わるビジュアル表現としました。
撮影では現場の空気感や人物の表情を重視し、「人を大切にする企業」であることが自然と伝わるよう表現しています。
ステークホルダー全体に向けて、取り組みや強みが伝わる情報構成としています。 - ここがポイント!
「人」と「想い」を軸に、技術の背景にある企業姿勢や取り組みまで伝えています。
また、SEOを意識したコラムコンテンツを設けることで、ニッチなキーワードにも対応し、継続的な集客と認知向上につなげています。
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- デザインの特徴
4. おしゃれなデザインだけじゃない!製造業のホームページで押さえるべきポイント
製造業のホームページで重要なのは、単に“見た目を整えること”ではありません。
「どのような技術を持ち、どのような価値を提供できる会社なのか」を、正しい順番で分かりやすく伝えることが重要です。
今回ご紹介した事例にも、共通して意識しているポイントがあります。
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- サイトの最初の画面(ファーストビュー)で“何をしている会社か”を伝える
動画やキャッチコピーを活用し、事業内容や強みを直感的に理解できるようにする - 製品・技術情報を分かりやすく整理する
ナビゲーションや導線を整理し、必要な情報へ迷わず辿り着ける構造にする - 信頼につながる情報をしっかり伝える
実績や歴史、設備、認証だけでなく、「人」や現場の空気感まで見せることで安心感につなげる - 営業と採用を分断しない
取引先だけでなく、求職者にも企業の魅力や働くイメージが伝わる設計にする - スマートフォンでの閲覧を前提に設計する
現場や外出先からの閲覧も想定し、誰でもストレスなく情報へアクセスできるようにする - 写真と文章に妥協しない
現場のリアリティが伝わる写真と、企業の想いを丁寧に整理した言葉が、ホームページ全体の信頼感につながる
- サイトの最初の画面(ファーストビュー)で“何をしている会社か”を伝える
ホームページは、もはや単なる会社案内ではありません。
「取引先との関係強化」
「新規顧客との接点づくり」
「採用候補者への訴求」
これらを同時に担う、“企業価値を伝えるためのメディア”になっています。
第一印象の多くがWebサイトで決まる今、ホームページの設計や情報整理は、そのまま商談や採用にも大きく影響します。
だからこそ、製造業のホームページには、見た目のデザインだけではなく、「誰に」「何を」「どう伝えるか」まで整理された設計が求められています。
5. まとめ:ホームページは「コスト」ではなく「投資」である
ホームページ制作を「コスト」と捉えてしまうと、本来得られるはずの成果を取りこぼしてしまいます。
戦略的に設計されたホームページは、単なる会社案内ではありません。
「営業」と「採用」の両方を担い、企業価値を伝え続ける存在です。
- 問い合わせが増える
- 商談の質が上がる
- 採用のミスマッチが減る
こうした成果は、ホームページの設計や情報整理によって大きく変わります。
製造業のホームページは、
単なる会社案内ではありません。
技術力や信頼感、働く人の魅力まで含めて、
“企業価値そのもの”を伝える時代になっています。
だからこそ、見た目のデザインだけではなく、
「誰に」「何を」「どう伝えるか」まで整理された設計が重要です。
- 自社の強みをうまく伝えられていない。
- 長年ホームページを更新できていない。
- 営業や採用まで含めて見直したい。
そうした課題をお持ちであれば、一度ホームページを見直すタイミングかもしれません。
株式会社クイックリーでは、製造業に特化したホームページ制作を、関西・東海エリアを中心に行っています。
ものづくりの現場で培われてきた技術や想いを、ホームページを通じて正しく伝えることを大切にしています。
この記事を書いた人

Tanaka
株式会社クイックリー / 製造業専門ホームページ制作 / 営業部 課長 / 兵庫県出身 / 長年の営業経験を武器に独自のノウハウをお客様に提供 / 制作,広告運用,SEO プロデュース・プランニングまで対応







