2023.04.042024.07.05

画面の表示がおかしい時はキャッシュクリアを試してみましょう

画面の表示がおかしい時はキャッシュクリアを試してみましょう

 

HPやLP制作を進めている中で、もちろん修正希望を頂くことがあります。

このとき、修正が完了した旨をお客様にご連絡すると「修正されていません」と言われてしまうことがあるのですが、多くの場合はキャッシュが原因で修正前の情報が表示されていることがあります。

そこで、本記事では、そもそもキャッシュとはどういうものなのか、キャッシュすることでどうなるのか、また、クリアするための方法をご紹介します。

 

1. 「キャッシュ」とは

キャッシュとは、データや画像、ファイルなどの情報を一時的に保存しておく場所であり、次回同じ情報が必要になった際に、再度ネットワークから取得するのではなく、キャッシュから読み込むことで、高速に表示できるようにするための仕組みです。

しかし、裏を返せば、ネットワークから情報を取得するわけではないため、ウェブサイトの情報が更新されていた場合などは、ウェブページの現在の情報が表示されないことがあります。
この場合は、キャッシュをクリアすることで、最新の情報を取得することができる、というわけです。

2. キャッシュクリアのメリット

キャッシュクリアすることによって、ウェブサイトの最新の情報を閲覧することができる、というメリットの他にも、キャッシュ情報のデータが削減され、ブラウザの動作が軽くなるキャッシュされたパスワード情報が不正な人に見られたり、個人情報が漏洩するリスクを減らすことができるなどのメリットもあります。

3. キャッシュクリアの方法

「セキュリティー強化のために、キャッシュクリアをしたい!」
「キャッシュクリアして、ブラウザの動作を軽くしたい!」
「制作会社からHP修正完了の連絡が届いたので、キャッシュクリアしてから、HPを確認したい!」

そんな場合は、まずスーパーリロード(Windowsの場合は、[ctrl]キー + [F5]キー)を試してみてください。

キャッシュクリアの方法

スーパーリロードでも更新されない場合は、下記の方法でキャッシュクリアできます。

4. スーパーリロードでキャッシュクリアできなかった時の方法

Google Chromeの場合

PC(Windows)、Android搭載のスマホ・タブレットの場合

①ブラウザ右上の[︙]をクリックする
②[設定]をクリックする
③[プライバシーとセキュリティ]をクリックする
④[閲覧履歴データの削除]をクリック

 

iPhoneまたはiPadの場合

①Chromeアプリを開き画面下の[…]をタップする
②[履歴]をタップ
③[閲覧履歴を消去…]をタップ
④[閲覧履歴][Cookie,サイトデータ][キャッシュされた画像とファイル][自動入力のデータ]にチェックがついていることを確認し、[閲覧履歴を消去]をタップ

Google Chrome

Microsoft Edgeの場合

PCの場合

①ブラウザ右上の[…]をクリックする
②[設定]をクリックする
③[プライバシー、検索、サービス]をクリックする
④[今すぐ閲覧データをクリア]の横にある[クリアするデータの選択]をクリック
⑤時間の範囲のプルダウンで[すべての期間]を選択
⑥[キャッシュされた画像とファイル]のみチェックをつけ、[今すぐクリア]をクリック

Microsoft Edge

Safariの場合

iPhone、ipadの場合

①設定アプリを起動し、[Safari]を選択する
②[Safari]>[履歴とWebサイトデータを消去]の順に選択する
③[履歴とデータを消去]が表示されるのでタップ

Safari

5. まとめ

以上、キャッシュについての前提知識とそのクリア方法をご紹介いたしました。セキュリティ強化のため、最新のWEBサイトの情報を閲覧するため等にご活用いただけましたら幸いです。

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株式会社クイックリー

この記事を書いた人

nakase

入社4年目。WEB広告プランナーの中瀬です。WEB解析士。兵庫県宝塚市出身。1992年生まれ。 前職では求人メディアの営業を経験し、今はリスティング広告を中心にWEB広告の運用に携わるチームのリーダーです。また、弊社のSEO対策も兼務し、記事の執筆も担当しております。文字に起こすことで理解の解像度も上がり、刺激的な毎日です。日々の気づきを、お客様の成果に繋げられるようなアイデアに昇華できるよう努力します!twitterも更新中!趣味・嗜好は、アコギ(習いに通っています)、スポーツ観戦(Bリーグの中継をよく見ます)、ゲーム、お酒、アイドルのライヴ観戦、etc.