2023.08.032026.05.19

【広告運用者必見】WEB広告 自動化の罠 ~自動入札を利用してはいけない状態とは~

WEB広告(Google広告を筆頭としたリスティング広告やInstagram広告・LINE広告等のSNS広告)で、AIの機械学習による自動入札を活用されていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

弊社株式会社クイックリーのサービスにて、リスティング広告無料診断にて実際に診断を担当していると「自動入札を利用するのは悪影響ではないか?」と思うコンバージョン設定のアカウントをよく見かけます。

「機械学習は万能じゃないの?」と思われた方はぜひ以下のパターンに当てはまっていないかをご覧ください。

1.「コンバージョンが適切に設定されていない(実際のコンバージョン数と管理画面上のコンバージョン数に乖離がある)」

こちらは具体的には下記のようなケースです。

・コンバージョンに「電話番号をクリック」を設定しているが、誤タップや営業電話などが多数含まれており、実際の問い合わせ電話の数は管理画面より少ない

・コンバージョンに「問い合わせフォームの送信ボタンをクリック」を設定、コンバージョンのカウント方法を「毎回」に設定しているが、必須項目入力漏れ等で複数回送信ボタンをクリックするユーザーが一定数存在し、実際の問い合わせメール数は管理画面より少ない

・マイクロコンバージョンに「LPを50%までスクロール」を設定しているが、LPを50%まで読み進めなくても問い合わせができる導線があり、正しい「マイクロコンバージョン」の設定ではない

このように実際に獲得したいコンバージョンにノイズが含まれている場合、コンバージョン数の最大化では、ノイズも最大化の対象になってしまうと考えられます。

例えば、上記の「電話番号をクリック」では、「誤タップしやすいユーザー」への入札を強化してしまう可能性がある、という具合です。

したがって、コンバージョン設定の段階からノイズが極力少なくなる設定にするのが理想です。

例えば、弊社では、電話のコンバージョン設定に関しては、コールトラッキングシステムを導入し、通話内容を確認の上、営業メールや既存顧客からの連絡等、ノイズとなるもの以外をオフラインコンバージョンとして計上することによって、ノイズを減らしています。

 

2.「コンバージョン値が適切に設定されていない」

こちらは具体的には下記のようなケースです。

・コンバージョンに「電話番号をクリック」「メール問い合わせ」を設定しており、それぞれコンバージョン値が(意図があるわけではなく)0円、1円と設定されている

・コンバージョンに「電話番号をクリック」「メール問い合わせ」を設定しており、コンバージョン値が10,000円に設定されているが、実際は電話のコンバージョンの方が倍近く成約率が高い。

コンバージョン値の設定が適切ではない場合は、機会損失が発生している可能性があります

上記のコンバージョン値10,000円の例では、2つのコンバージョンを均等に取ろうと入札されるため、成約率が低いコンバージョンにも入札が強化される可能性があります。

したがって、コンバージョン値の設定の仕方(詳しくはコチラ)としては、ビジネスの利益への貢献度を踏まえた設定がよいです。

上記のコンバージョン値10,000円の例で、成約額が100,000円の商材。「電話番号をクリック」のコンバージョンからの成約率が50%、「メール問い合わせ」のコンバージョンからの成約率が25%だとします。

「電話番号をクリック」の価値は成約額100,000円×成約率50%=50,000円
「メール問い合わせ」の価値は成約額100,000円×成約率25%=25,000円とするとよいでしょう。

3.まとめ

近年、自動入札は精度が上がってきていますが、そもそもAIに学習させる内容(コンバージョンの設定)を適切にしなければ、その良さを活かすことはできません

もし設定の仕方が分からない、WEB広告全般の相談がしたいという場合は、下記ボタンよりお問い合わせいただけますと幸いです。

株式会社クイックリー

 

【よくある質問】このテーマに関するQ&A

本コラムのテーマに関連して、よくいただくご質問にお答えします。

Q. AIの自動入札を導入すれば、誰でもWEB広告の成果を最大化させることができますか?

A. いいえ、AIに学習させるデータの質が低ければ、自動入札のメリットを活かすことはできません。誤タップや営業電話といったノイズをコンバージョンとして学習させると、AIは不要なアクションを増やす方向へ働いてしまいます。正確なデータ管理による運用改善は、株式会社クイックリーへお任せください。

Q. 電話番号クリックをコンバージョンにしていますが、実際の入電数と乖離があっても大丈夫ですか?

A. いいえ、管理画面と実数値の乖離は自動入札の精度を著しく低下させる大きな問題です。実際の問い合わせに繋がらない無効なクリックも学習対象となるため、広告費の無駄が発生する可能性が高まります。コールトラッキング等の導入でノイズを排除したい方は、株式会社クイックリーが最適な解決策を提案します。

Q. 電話とメールで成約率が全く違う場合、コンバージョン値の設定はどうすべきでしょうか?

A. ビジネスの利益への貢献度に基づき、成約率の差をコンバージョン値に反映させるのが正解です。成約率が高い導線の価値を高く設定することで、AIはより収益に繋がりやすいアクションを優先して狙うようになります。戦略的な価値設定のアドバイスが必要な際は、ぜひ株式会社クイックリーまでご相談ください。


この記事を書いた人

y.tanaka

マーケティング部 次長田中です。 WEB広告・ホームページ制作・MEO対策・SEO対策などを様々な視点からご提案させていただきます。 WEB関係・広告関係であればまずは相談してください、解決します! お客様の側に立ち無理なく最適なプランをご提案させていただきます。 「素早く丁寧に」をモットーにお客様の成果が上がるようにがんばります!!
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