この記事は元不動産賃貸仲介の営業マンが
不動産業とWEB広告代理店の両方を経験しているからこそ見えてくる効率良く反響を増やす方法をご紹介いたします。
目次
1.MEO対策の重要性
MEO対策とはなにか?
そもそもMEO対策とはMap Engine Optimization(マップ検索エンジン最適化)の略称のことです。
「地名+業種」でGoogle検索する際にマップ付きで表示され、
主にモバイルデバイスでの検索や地図検索に焦点を当てた最適化戦略です。
なぜMEO対策が重要なのか
多くのユーザーは予め住みたい地域は決まっています。
そして駅名、あるいは市町村などで住みたい地域にある不動産会社へ行くことがほとんどです。
もちろんどうしても行けない、あるいは懇意にしている不動産会社があれば多少、地域が離れていてもそこに行くかもしれませんが、
大抵のユーザーはその駅、あるいはその地域にある不動産会社に行きます。
もちろんその前にSUUMOやホームズ、あるいはアットホームなどのポータルサイトを見ることは間違いないでしょう。
今までは物件を調べてポータルサイトから問い合わせを行うユーザーがほとんどで、
今も大多数のユーザーはポータルサイトから問い合わせていると思います。
しかし、時代の流れかスタッフ紹介やお店の雰囲気なども見てから決めるユーザーが増えています。
それは先日公開したブログにも執筆しましたが特に若い世代で不動産会社のホームページを見ているユーザーが増えていることが分かります。
よろしければこちらの記事も併せてご覧ください。
今後はさらに不動産会社のホームページを閲覧するユーザーは増え続けると予想することができ、近い将来下記のような流れになると思います。
ポータルサイトで物件を探す→Googleマップで狙っている地域の不動産会社を探す→不動産会社のホームページを見る→問い合わせる
今回ご紹介するのはまさにここ【Googleマップで狙っている地域の不動産会社を探す】になります。
2.MEO対策をするメリット
先述で【Googleマップで狙っている地域の不動産会社を探す】についてお話させていただきましたが
具体的にMEO対策を行う理由とどういう効果があるのか分かりやすくお伝えします。
1.ローカルパックのクリック率が高い
2.HPに掲載しきれない情報も掲載できる
3.ユーザーにとって有益な情報が多い
4.マップアプリ使用率はGoogleマップが1位
5.GoogleマップのAIが優秀
6.無料でできる
以下で詳しくご説明します。
1.ローカルパックのクリック率が高い
ローカルパックとはGoogleでの検索時に「地域名+業種」など特定の地域を対象にしたキーワードを入力し、
検索結果画面に地図情報とともに出てくる3つのビジネスリストのことを「ローカルパック」といいます。
Moz社による調査では、Googleマップの上位3位以内に表示された場合のクリック率は、およそ33%とも言われています。
リスティング広告では1位で表示された場合20~30%、2位は15%前後、3位で10%前後
SEO対策の検索結果1位でのクリック率は、およそ14%、2位は7.5%と
上記のデータからもクリック率がかなり高いことが分かります。
2.HPに掲載しきれない情報も掲載できる
ビジネスプロフィール覧ではお店の特徴を記載したりあるいは営業時間などの小まめな変更が可能です。
もちろんHPも変更可能ですがHPの制作を制作会社に委託する場合には変更に費用がかかったり、あるいはテストが必要になりますので
手軽さが違います。
3.ユーザーにとって有益な情報が多い
これは不動産会社様にはあまり良くない可能性もありますがユーザーのリアルな口コミが見れます。
某飲食のポータルサイトでは星や口コミの書き込みが購入できたりと薄々信じきれないことが噂されています。
詳しくは話しませんが要はその反動でGoogleマップの口コミの信頼性が上がってきています。
4.マップアプリ使用率はGoogleマップが1位
マップアプリでのGoogleマップ使用率は堂々の1位です。
出典:株式会社エフェクチュアル
さらに検索エンジンでの使用率もGoogleが1位を獲得しておりほぼ全ユーザーへ届けることができます。
出典:株式会社あとらす二十一
つまりほとんどのユーザーがとりあえずGoogleを使っとけ状態です。
そこさえしっかり対策できていればその分反響も増えやすいということです。
5.GoogleマップのAIが優秀
Googleマップのローカルパック表示はユーザーの検索意図や位置情報に基づいて表示されます。
ユーザーからすれば欲しい情報がしっかりと表示されるのででてきたものをそのままクリックすることが多いとも言えます。
クリック数が多ければ基本的には反響数も増えます。
6.無料でできる
Googleマップ対策、通称「MEO対策」は無料でできます。
やり方に関しては下記記事をご覧ください。
ただ、自分でやるにもある程度の知識や労力が必要になります。
そんな時間がないという方はMEO対策を委託するのも一つの手段です。
プロに委託するメリットとしては順位を上げるノウハウを持っていることが挙げられます。
ただ稀に必ず順位を保証するような謳い文句で迫ってくることもあると思いますが要注意です。
Googleのポリシー違反を行った場合最悪凍結される可能性があるため業者選びは慎重に行いましょう。
3.MEO対策だけやれば良いのか
答えを言えばNOです。
すでにMEO対策を業者に委託し対策済みの会社は山ほどあり、もちろん絶対にやった方が良いので今すぐ始めるべきですがこの瞬間にも差が付けられています。
「じゃあ手っ取り早く順位を上げたりユーザーに有利に表示させる方法はないのか?」
もちろんございます。
同じくGoogleのGoogle広告で順位を上げたり、あるいは有利に表示させることが可能です。
P-MAXでGoogleマップの順位が有利になる広告があります。
※P-MAXはGoogleマップに必ず表示されるものではございません。
※広告費等により左右されるので必ず有利になる保証はありません。
もしかしたらGoogle広告はやっているけどそれは知らない、あるいはMEO対策はやっているけどGoogle広告はしていない
そんな方は是非やってみてはいかがでしょうか?
リスティング広告より比較的安価に始められ、尚且つGoogleマップに特化しているP-MAXの種類があります。
地域密着型で小規模で経営されている不動産会社様でも気軽に始められますし、こちらもご自身で行うことができます。
ただ時間や知識面でご不安な方は委託してみてはいかがでしょうか?
委託業者を選ぶポイント
1.MEO対策業者
MEO対策業者は大きく分けて2種類
1.成果報酬型
2.固定報酬型
それぞれメリット・デメリットは以下になります。
1.成果報酬型
メリット:順位次第では費用がかからない
デメリット:費用が読めない、順位を上げるためにグレーなことをしている企業も稀にある
2.固定報酬型
メリット:順位を上げるだけではなくユーザーに有益な情報を提供する、固定なので予算組がしやすい
デメリット:順位が上がらなくても費用がかかる
それぞれ簡単にメリット・デメリットをお伝えしましたが個人的には固定報酬型をオススメします。
もちろん全てではありませんがグレーなことをする委託業者もありアカウントが凍結してしまった、あるいは削除されてしまったご相談をよく聞きます。
そういったご相談を受けるのは成果報酬型がほとんどです。
もちろん成果報酬型でも真っ当な会社はありますので慎重に選んでください。
また、固定報酬型では基本的に順位を上げるというより来客数や予約に重きを置いて運用しているところが多いので
順位は上がっているけど反響が増えない、そういった心配が減ります。
2.WEB広告代理店
これは簡単です。
今回のお話だけでいくと、MEO対策とリスティング広告の両方を一貫してできるところを選びましょう。
どちらかだけでも良いのですが両方できる方がなにを相談するにしても一か所で済むため一貫してできるとこををおすすめします。
さらに良いのはホームページ制作もできた方が良いです。
P-MAXでは画像なども使用する場合があるので、素人ではなくプロのデザイナーが画像を作ってくれるのでホームページ制作ができると
画像のクオリティも上がることがほとんどです。
不動産業界での実績があれば尚良しですがその委託業者にご自身の商業エリアと被っている同業他社がいないか確認はしておきましょう。
もし同業他社がいる場合はあまりおすすめできません。(素直に答えてくれるところは少ないかもしれませんが)
また、P-MAXでは動画の使用もできYouTubeにも広告が配信されます。
必ず〇回再生するというものではなく、あくまでGoogleのAIが目標(問い合わせ等)を達成できそうなユーザーに対して流すため
再生回数を必ずしも保証するものではありません。
こちらは使用する動画を無料で自動生成することも可能ですがクオリティが…なのでプロに依頼する方が良いと思います。
まとめ
MEO対策もP-MAXもご自身で行うことができます。
ただ知識と経験が必要になり、大手ほど代理店に頼んでいるため
素人対プロの差を埋めるのはなかなか厳しいものがあります。
間違ったやり方をすれば無駄なコストが発生してしまいます。
弊社では一貫してご支援できるためご興味ありましたらお問い合わせください。